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ラフマニノフ ①ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 ②パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 ラン・ラン(ピアノ) 指揮:ワレリー・ゲルギエフ サンクト・ペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団 録音:2004年ライヴ 日本ではあまり人気がありませんが、ヨーロッパでは今やアルゲリッチやポリーニを凌いで、最も人気があるピア二スト:ラン・ランのラフマニノフです。しかもバックを務めるのかゲルギエフ／キーロフo．ですから、これ以上ない組み合わせです。NHK-BSでランランの演奏を聴いた時、ずいぶんなよなよした演奏だなと思いましたが、このラフマニノフは違います。①は冒頭の異常なスローテンポから惹きつけられ、彫りの深い演奏が連続、その魅力が最後まで続きます。兎に角、音が良いので、録音に助けられている面もあるかも？とも思います。個性的でありながら、感性豊かな抒情的演奏です。ゲルギエフ指揮のバックも抜群のサポートです。この曲を愛する方は必聴です。 繊細かつダイナミック…！本人自身が演奏をとても楽しんでいるんだろうな。すごく小さな一音まで気持ちが伝わってきます。バックのオーケストラが、ピアノの演奏を見守るようでありながらも全く遠慮していないようで迫力満点です。パガニーニの主題による狂詩曲も、様々な楽器がピアノと追いかけっこをするように演奏されているのがくっきりとわかり面白いです。 音質がとにかく良いんです。体を揺さぶる低音から、ヴァイオリンの繊細な高音まで莫大な情報が詰まっている感じで、また目を閉じるとまるで目の前にオーケストラがあるような臨場感、空気感があります。ピアノの音もすばらしいの一言です。音に聞き入るとまるで演奏者がどの位置で演奏しているのか、どのように演奏しているのかが手に取るようにわかるようです。音の位置が明瞭に聞き取れることと、音のステレオ感はなかなか両立できないと言われていますが、このCDは見事に両立させています。 輸入盤、盤面傷無し ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き、10枚以上は全品150円引き