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２台のオリンパス コレクションの登場です。大きく重いのが常識とされていた往時の一眼レフの小型軽量化を図り、貴重なフィルムを最大限に活用する目的で特殊なハーフサイズ版としたPEN- F、 そしてペンタプリズムを持ちながらも極めてスリムなボディを開発した名技術者の米谷美久イズム流れるオリンパス光学のレアな名機Ｍ-1のダブルエントリーとして今回も２台合わせてのご紹介となります。PEN-FTに関しては神々しいまでの美しい光沢を放つブラックペイント塗りでキズも無く極めて良好なボディです。また装着された名玉、ZUIKO 38mmF2.8パンケーキレンズは現在では著しく中古市場価格が高騰してしまいました。また、M-1については1972年の登場から間もなくしてドイツ のエルンストライツ社の製造するライカM1に対する商標権のバッティングという理由で２ヶ月の販売期間の末に僅か5.000台という生産台数をもって次のOM-1に意匠変更を余儀なくされたという不運な展開がありました。これに併せてM-1に標準装着の当初のレンズ表記M-SYSTEMもOM-SYSTEMと変えざるを得なかった歴史があります。その意味でもM-1のボディと併せてM-SYSTEMレンズも今の時代となっては大変貴重なアイテムとなりました。今回、極めて良好な状態のオリンパス光学を代表する２台の名機をご紹介しました。歴史の波に翻弄されたそんな２台をお供にしながら急がずじっくりとフィルムカメラと向き合うのは素敵な事ですね。この機会に是非ご検討を宜しくお願い致します。 なお、添付画像について注釈させて頂くならば７枚目のフィルムレール部のビスが４本である事、８枚目のレンズマウントに使われているのは－ビス（OM-1になってからは＋ネジに変更された）である事が正真正銘のM-1であることの証しです。 （＊なお、今回の出品はPEN のみとしM-1は取り下げました） 種類...一眼レフカメラ 使用フィルム...35mm F値(望遠)...～2.8未満 フォーカス...MF