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極上の沈み虎トチが天神から棹、更には中子にかけてぐるりと途切れ無く入っております。棹は黒々とし、トチは観る角度により虎柄が浮き上がり、ギラギラと光る様は非常に幻想的であり美しく、玄人好みの貫禄のある極上棹です。更には金粉・金糸（金振り）を散りばめられたかの様な木味、これを伝えるには何と申し上げて良い事か言葉にならない、素晴らしい限りでございます。そして何より、棹単体の重量は約1206グラム有ります。わかる方はご存知の通り、1200グラム超えの硬質棹というのは探しても中々巡り合える事はありません。（同通常規格の棹の重量は一般的に1050〜1150グラム付近）紅木材では限界値付近の重量と思っております。硬質棹の鳴りはプロの方・持った方なら解ると思います。（勿論、個人の好み・主観によります）芯のある強い音音の立ち上がりから到達点までのスピードの速度、跳び・通りはっきりとした音の冴え、キレ、粒立ち等その音は一線を画すものであります。何故、三味線屋・プロの方々が口を揃えて言うのか、鳴る三味線の絶対条件【棹が硬い事】を体感して頂けると感じております。通常津軽太棹は棹・胴・糸巻きの合計が2700〜2900グラム台で3キロを超える個体は稀です。しかし本品は裕に超える3093グラムで御座います。全長：約102センチ棹上二本溝・下段違い二本溝、金細面幅：約3－3.1センチ張り：約3.3センチ重ね：約3.5センチ重量：約1206グラム福林：K9印胴五分大・極上子持綾杉（非常に良い年輪・重量有り）　新規・犬皮両面張替え済長手：約21.2センチ短手：約19.5センチ重量：約1684グラムリンドウ：GP22糸巻き：素六・八分五厘（美品）重量：203グラム（超重量級）・全長14センチ（新品時同等）胴掛け：最高級本津軽塗、津軽武者絵入天神カバー付（美品）付属：最高級桐芯ハードケース・クッション付、カギ無しタイプ（中古・内装掃除機がけ・外装拭き掃除・除菌済）※内装の下棹側の固定枕が破損しておりますのでご了承下さい。私はこのままで使っておりました。糸各種・艶布巾・音緒・長袋・胴掛け紐・指擦り駒（中古）種類···三味線